2021/07/23-25 ボーイ隊「準備キャンプ」

8月の奈良県天川村洞川温泉での夏期キャンプを成功させるため、7月23日(金)〜25日(日)、交野第3団中路山野営場をお借りして準備キャンプを実施、スカウト8名、隊指導者4名、団委員3名、計15名の参加でした。

野営場までは、最寄りのJR津田駅から徒歩30分の行程ですが、強烈な猛暑の中、スカウトたちは黙々と汗を流しながら歩きました。

野営場では、前日入場した枚方第8団が撤営作業中のため、入場までの待ち時間を利用して、新人スカウトを中心に練習で国旗掲揚の訓練をしました。頑張ったので、ご褒美にガリガリ君。

今年の夏キャンプはコロナ感染対策のため、スカウトは一人づつソロテントで寝る予定です。
そのため、準備キャンプでは、寝室テント10張、食堂用タープ2張、集会用スクリーンタープ2張、着替用テント1張、そして、立ちカマド2基(これは練習だけ)を設営しました。

食事も1人前づつ調理して食べることを想定し、メスティン(一人用飯盒)をスカウトの人数分新たに購入し、固形燃料を使ってその試行(チキンライス)にチャレンジしました。調理が手軽で、ケチャップ味がなかなか美味しくてスカウトには好評でした。メスティンは、準備キャンプ終了後、個人備品として全スカウトに貸出されました。

初日の夜は暗夜行路、目隠しをして森に張り巡らされたロープを頼りにゴールを目指します。恐ろしくてなかなかスタート出来なかったスカウトも、途中でそれに気付いたスカウト達の励ましで何とかゴール出来ました。これこそ、スカウト精神。

第2日目、同じ大阪とは思えない涼しい快適な朝、朝食は、サンドイッチと野菜ジュース、ヨーグルト、火を使わないから楽チンでした。

点検では、スカウトの健康状態を確認した後、隊長から「テント等の乾燥をしっかり行うこと」という指導がありました。
その後、全員集合、みんな元気に朝礼、昨日練習した国旗掲揚も上手く出来ました。

品物を記憶して、後で思い出すキムスゲーム、「えー、24個もあったっけ? あれ、何やったっけー???」

昼ご飯は、ぶっかけうどんとお寿司、うどんは流水麺タイプ、お寿司はスーパーで購入、出来るだけ調理を簡素化して、感染対策しました。

午後は、シャワールームを設営、太陽熱でペットボトルの水を温めてシャワー用のお湯にしました。
でも、最後は水シャワー、「冷た〜い!、気持ちいい!!」

夕食はカレーライス、ご飯はメスティンで炊き、カレーはポリ袋調理、今夜も感染対策しました。
スカウトも隊指導者も美味しく戴きました。

指導者、作戦会議?

各班が朝から準備した寸劇あり、楽しい歌やゲームあり、スカウトと指導者の明るい笑い声が森の中に響きわたったキャンプファイヤー、最後はマシュマロを皆で焼いて味わいました。

最終日も、少し雲はありますが、爽やかな朝、朝食はカートンドックとポタージュスープ、バナナでした。

点検では、森本隊長から「約束した時間は厳守!そのためには余裕を持った行動を」、片山副長と高橋副長からは「夜間の工具箱の管理をしっかりと!」という指導がありました。
朝礼では、国旗掲揚の後、隊長から最終日の撤営における健康管理と安全対策についてお話がありました。

撤営中のお昼ご飯は素麺、これも流水麺で簡単調理。

閉営式では、隊長から準備キャンプの講評、「夏キャンプ本番に向けて、だんだん出来るようになってきた」、「自宅に到着するまでがキャンプ、帰りも気を抜かずに!」、そして、国旗降納。

来た時よりも美しく、野営場には忘れ物、ゴミ等を残すことなく、感謝の気持ちのみを残して野営場を退場しました。