2020/03/19-21 カブ隊「お別れ舎営」

令和4年3月19日(土)~21日(月)
テーマ 「You Tell me」 ソング「ジャングル探検隊」
活動内容 「お別れ舎営」 場所 国立曽爾青少年自然の家

今回の舎営は昨年の9月に秋季舎営をおこなう予定でしたがコロナ感染拡大により中止としこの年度末の3月に国立曽爾青少年自然の家様のお取り計らいで上記日程にて実施する運びとなりました。
19日8:00集合場所の蒲生公園にスカウト達が元気よく集まってきます。
大きな荷物をバスのトランクに、早朝の体温を名簿に写し健康観察表・健康調査表・保険証を回収し出発を致しました。
バスの中では国立曽爾青少年自然の家での生活や活動内容のDVDを上映し、その後は「なぞなぞクイズ」であっという間に現地に到着を致しました。

到着後、寒い中つどいの広場で開営式を実施し昼食を食べて「はな」棟に移動し活動着に着替えて活動を開始いたしました。
まずは各組毎で活動部屋のデン作りにとりかかります。
折り紙やマジック、模造紙で各組のデンが出来上がって参ります。

午後のプログラムは「そにっとビンゴ」で館内で活動するプログラムです。

17:30から夕食ですがルールがあり先ずは手洗い、アルコール消毒、ポリエチレングローブをはめてお盆にお箸、スプーンをおいて盛り付けたおかずをとって団委員さんの所に行って汁物とご飯をお盆に乗せてテーブルへ移動です。
テーブルでは対面にならないようにみんな前を向いて黙食でいただく、おかわりはポリエチレングローブをはめて各自取りに行く、といったルールでした。
食事時間は35分と決められており一生懸命食べることに集中です。
食後は入浴で40分と決められており必死で全員入りました。

入浴後の夜のプログラムは星座観察です。
今回でこちらを利用するのは3回目ですが野外で星が見えたためしがなく今回も曇り空で全く見えませんでした。残念!
そこで室内で講師による星の話をして頂きました。
前半はアメリカのアポロ計画の貴重なビデオを観て後半は講師による星座の話を延々と話される時間となりました。 スカウト達は話に飽きてきたのか、トイレに行くようになり講師さんも時間的な事もあり話がストップし丁度お時間となりました。

「はな」棟に戻り組長以外は就寝準備です。組長は組長会議に参加し振り返り及び明日の予定を確認いたしました。
一日目は無事「おやすみなさい」

二日目は6:00起床です。
起きた瞬間に着替え、洗面、寝具整理、荷物整理をおこない7:00から朝礼です。
朝礼後はじゃんけんゲームでお腹を空かし7:50から朝食です。
昨日と同じ段取りでしますがみんなこのルールに慣れてきたころだと思います。

朝食後は組集会でデン作りの続きや壁新聞作りに着手する組も出て参りました。
そして本日の昼食である野外料理の準備を10:00からおこないました。
ここで気を付けなければならないことは、食材を野外テーブルに置いておくとカラスが上空から狙っており一瞬のうちにカレーの肉をさらっていくとの事で絶対に油断してはならない事でした。
野外料理の薪は太めの薪であるため火つけ用を作らなければなりません。
そこで登場したのがキンドリングクラッカーで結構簡単に薪を細かく切る体験が出来たので良かったです。

今回のカレーはどの組も美味しく出来ており野外で食べる料理はいつも美味しいと感じるひと時でした。
野外料理のあとは午後のプログラムで自然の家周辺で「フォトテーリングロング」をおこないました。
地図を見ながら効率よく回らなければなりませんので地図に詳しい組が優勢と思われます。

この後はデンに戻り組集会の続きです。
夜プログラムがキャンプファイヤーなので各組スタンツの練習に励むとにらんでます。

夕食後はつどいの広場で本日のメインプログラム「キャンプファイヤー」です!

国立曽爾青少年自然の家の裏山には曽爾仙人が住み着いているとの事でなにやら変な二人組がきて「そに男とそに子」らしく曽爾仙人を呼べと、言ってました。
出てきたのは裏山にいる大魔神とソニット1号、2号、3号といっぱい出てきました。そして大魔神が神の火をつけ曽爾仙人が出て参りました。
そこからはそに男とそに子のしゃべり場で進行してゆきました。
曽爾仙人のおかげで三つの組がなにやらスタンツという事をして今年1年の楽しかった事を表現し、盛り上がり薪の火が小さくなったところで彼らはまたいつもの裏山に帰っていきました。

キャンプファイヤーが終わると興奮気味でしたが入浴です。
そして組長以外は就寝準備で本日は10:00の消灯で一日が終わりました。
二日目も無事「おやすみなさい」

三日目はご来光ハイキングですので5:30に起床です。
6:00には出発をし亀山峠まで早朝ハイキングに臨みました。
40分ほどで峠に到着しましたがあいにくの曇り空でご来光は拝めませんでしたが、早朝ハイキングでスカウトみんな満足していたようです。

ハイキング後の朝ご飯はとても美味しかったですよ~!
食事のあとは帰宅準備のため戦争です。

9:00には自然の家の点検があり荷物を午前プログラムの会場であるクラフトホールへ移動しなくてはなりません。
スカウトもリーダーもみんな必死です!!
9:00からはクラフトホールで七宝焼のキーホルダー作りを致しました。
原材料を磨いて磨いて綺麗にしたところへ塗料で絵柄を塗っていきます。
そして講師に渡して焼いてもらいます。
焼き上がりが非常に綺麗に出来上がりキーホルダーに接着剤をつけて完成です。 

この後はつどいの広場に集合し閉営式をおこないました。
閉営式では3日間の優秀組、個人賞の授与や国立曽爾青少年自然の家のスタッフさんのお話、支援団委員さん達へのお礼エール、舎営地へのお礼エールを実施し閉会をしたのち集合写真を撮りました。

そしてこちらでの最後の食事をいただいてバスに乗り込み大阪市城東区の蒲生公園まで帰りました。

本日は朝が早かったため帰りはほとんど爆睡状態で静かに帰れたとさ!!!

隊長談・・・今回の舎営は9月に実施予定でありましたがコロナ感染拡大で中止を余儀なくされました。
何とか別の日程で行けないものかと思案し3月に3連休がありましたので国立曽爾青少年自然の家様に事情を説明いたしましたところ快く受け入れてくださり今回の舎営が実現いたしました。
名称を「秋季舎営」から「お別れ舎営」に改名し年度末に相応しい舎営にしようと試みました。
おかげさまでこの期間多くの団体が利用しており賑やかな館内となって実施をすることが出来ました。

スカウト達も日頃コロナ禍で中々出歩けず、また学校では味わえないこの活動に生き生きとして参加しているのを観ると実施して良かったと思います。
これも国立曽爾青少年自然の家の職員さん達のお取り計らいや、多くの支援団委員さんの支援で実現する事ができ皆様方には感謝する次第です。
ありがとうございました!