2022/09/17-19 カブ隊「舎営」

令和4年9月17日(土)~19日(月)
テーマ 「エスデー泊No2」 ソング「キャンプファイヤ」
活動内容 「秋季舎営」 場所 岡山県青少年教育センター  閑谷学校
時間 (土)8:00~(月)11:50

今般は、岡山県青少年教育センター閑谷学校(以下閑谷学校)に秋季舎営として行って参りました。
台風13号は大丈夫だ~と思っていた矢先に台風14号が発生しなんと三連休に日本列島を横断する大型台風である事がテレビ等で知り、悩みごとがまた一つ増えてしまいました。
15日の出発前、団本部にて団委員長と台風情報を見ながら検討し17日は大丈夫としても18日、19日はプログラム変更や雨プログラムになる事が予想されました。

9月17日(土) 8:00~21:30

17日8:00、蒲生公園にスカウト達が集合してまいりました。
健康観察表、健康調査表、保険証コピーを回収し今回はレンタカーに分乗し出発を致しました。
道中2回ほど休憩をとり予定の11:00に閑谷学校に到着をしました。
直ぐに開営式を実施し施設のオリエンテーリングが終わりプレイホールで昼食をとって講堂学習に臨みました。
講堂学習は1670年当時の講堂に入り床が汚れないように靴下を2重にはいて漆塗りの当時の教室に入る事が出来、学校授業の様子を再現して頂きました。

約1時間、滅多とない講堂学習を体験し外に出て記念撮影です。

この後は活動着に着替えてアドベンチャーを致しました。
15か所の遊具があり2時間たっぷりアスレチックを楽しみました。

そして宿舎に戻り組の部屋に分かれて閑谷学校の絵はがきを各自宅に送る作業や組の壁新聞作りなどを作成しました。

9月18日(日) 6:00~21:30

6:00起床で6:30から朝礼なので慌ただしい30分です。
台風の影響はなく、つどいの広場で行う事ができました。
朝食をいただき、9:00からグリーンウオッチングというプログラムです。

このプログラムは最近リニューアルされており我々が取り組むのが最初だそうで担当の職員さんも気合が入っていました。
野外を歩いていると樹木に番号が25か所ついております。
その樹木の名称を図鑑や葉っぱの模様を調べながら歩きます。

昼食まで結構な距離を組毎で歩き、寝不足などで歩き疲れたスカウトもいたようです。
さて昼からは本館から1Km歩いたところにキャンプ場がありそちらで夕食の野外料理をしキャンプファイヤを実施する予定でしたが台風の影響が予想され安全を考慮し事前に変更していた為、残念ながら実施する事が出来ませんでした。

午後のプログラムは備前焼に挑戦致しました。
最初に備前焼とはどういうものなのかを説明して頂きその後、ロクロに材料をのせて作業を致しました。
出来上がった作品は窯で焼いて頂くため年内には団本部に届くというわけです。 楽しみですわ!!

夕食をはさみ室内ファイヤを実施致しました。

寛文10年(1670年)江戸時代にカブスカウトがタイムスリップしてきており火をかこんで何やら演技をするというので、この学校の池田光政校長先生を筆頭に教頭先生、舶来語の先生、体操の先生、火の番人があやしく登場し、あやしい用務員の進行で始まりました。
今回は岡山県に来たので岡山県の民話や昔話を各組スタンツで披露して頂きみんな一生懸命演じて頂きました。
野外で本当の火を囲んで出来なかったのが残念です。

9月19日(月) 6:00~11:50

いよいよ最終日となりました。
昨夜から台風情報をみながら検討をしていましたが、本日は朝食後清掃を実施しその後閉営式をおこなって帰るという結論に達しました。
8:20には閑谷学校様の点検がありその後プレイホールにて閉営式をおこないました。
この時点で雨は降っておりませんが、風が出てきたようです。

閉営式では、表彰授与があり素早い行動をしていた1組に優秀組賞、うさぎスカウトで良く頑張っていたスカウト1名に個人賞が授与されました。
そして楽しい思い出を作らせて頂いた舎営地の閑谷学校様、全日に渡り支援をして下さった団委員さんに感謝エールを贈り閉会となりました。

終了後すぐに車輛に分乗し帰路につき11:50に全員無事に蒲生公園に到着し「なかよしの輪」で解散を致しました。

隊長談・・・またしても台風とからみあった舎営となりました。
思えば過去に曽爾高原で舎営を実施した時も台風と一緒で一歩も外に出ることなく3日間館内で活動した経緯があります。
今回も同じことが繰り返されるかと思いきや大型台風でありますがプログラム変更は致しましたが何とか野外で活動ができることができて良かったと思います。
ただ二日目の野外料理、キャンプファイヤーは降雨予想であったため事前に変更を致しました。

この閑谷学校では国宝の中で当時の講堂学習を体験する事ができ、スカウトにとっては大変貴重であったと感じております。
そして担当職員におかれましては、下見の段階から親身になってご対応頂き今般の大型台風という自然災害時においても臨機応変にご対応頂き誠に感謝する次第でございます。

是非、まだ行かれていない隊がございましたらお勧めをしたいと思えるような施設でございます。