大阪第164団はどのような団ですか?
2017年に創設10周年を迎えた団です。
大阪府大阪市城東区にあるたこやき「丈」を活動拠点としており、活動に参加しているのは、関目小学校、関目東小学校、すみれ小学校、鯰江小学校、成育小学校、みどり小学校の校区に住む子どもたち(女の子を含む)が中心です。
また、スカウトの指導を担うリーダーは、幼少期から何十年もボーイスカウト活動を行ってきた経験豊富な社会人や大学生ばかりです。
所属するスカウト数は、団委員及び指導者を含め合計で約70名になります。
(※現在、小学生・中学生・高校生。指導者、名団委員など)
どのように大阪第164団は運営されているのですか?
年代別に以下の隊に分かれて日々活動しています。
- ビーバースカウト隊(小学1年生、小学2年生) ※幼稚園年長の1月から仮入隊可能。
- カブスカウト隊(小学3年生~小学5年生)
- ボーイスカウト隊(小学6年生~中学3年生)
- ベンチャースカウト隊(高校1年生~高校3年生)
- ローバースカウト隊(大学生~25歳までの社会人)
経験豊富な社会人および大学生がリーダーとして、各隊のスカウト指導にあたっています。
各隊は、隊所属のリーダー(隊長・副長・副長補)を中心に活動を行っていますが、団委員や保護者が随時サポートにあたっています(キャンプや舎営などの宿泊を伴う行事には、応援リーダーとして他の隊のリーダーや団委員が積極的に参加し、子どもたちの指導にあたっています)。
また、各隊の活動方針やプログラムの内容は毎週開催されている「リーダー集会」にて、また団の活動方針および会計業務等は毎月開催される「団会議」「団委員会議」にて意思決定を行っています。
他にも、スカウトの保護者及びOB・OGを会員として、団活動及び各隊の活動支援を担う「育成会」が存在し、年に1回、「育成会総会」を開催しています。
日頃どのような活動をしているのですか?
各隊によって活動内容は異なりますが、
ビーバー隊(小1、小2)やカブスカウト隊(小3~小5)はハイキングや舎営、飯ごう炊さん、つり大会、クリスマス会、社会見学、募金活動などを行っています。
ボーイスカウト隊(小6~中3)では、キャンプやハイキング、オーバーナイトハイクなど高度な技術を要する野外活動を行います。
ベンチャースカウト隊(高校生)になると、スカウト自らがプログラムを企画し、リーダー承認のもと、実行しています。この年代になると他の団との交流や地域を越えた活動への参加も増えてきます。
また、ボーイスカウト隊とベンチャースカウト隊のスカウトは、下の年代の隊活動をサポートする役割も担っています。
各隊の活動内容の詳細は、上部メニュー「活動記録」内の各隊のページをぜひご覧ください。
なお、各隊とも隊活動を通じて、ボーイスカウトの教育制度のひとつである「進歩制度」にそって、スカウトに求められる各種技能を磨いていきます。詳しくは、「ボーイスカウトとは?」のページをご覧ください。
また、大阪第164団では、隊活動以外にも以下のような団活動(各隊の垣根を越え、団全体で集まって活動するもの)を多数行っています。
- 清掃奉仕(活動拠点近くの公園など掃除します)
- 新年集会(初日の出を拝みます)
- 入隊式及びリーダー任命式(新しく入隊するスカウトを迎え入れると共に、各隊のリーダーや団委員を任命します)
- 「SARUGAKU祭」での鼓隊による演奏や、縁日の出店
- 「城東どんぐり祭り」のご支援(縁日を出店し、お祭りを盛り上げます)
- 年末夜警
- 緑の募金活動、ユニセフ募金活動
- ボウリング大会
- 交通安全パレードや城東祭り(鼓隊による演奏)
今後も、地域への社会貢献を軸に据え、団活動の幅を拡大していきたいと考えています。
団や隊の運営費用はどのようにまかなわれているのですか?
ボーイスカウトは非営利団体です。各隊のリーダーや団委員の活動は、すべて奉仕によって担われており無報酬になっています。
ただし、団や隊の運営には各種野外活動用品の購入やそれらの維持管理、集会場所の確保、隊集会における施設利用料や交通費、食費などが必要となるため、それらを賄うための費用を各隊に所属するスカウトの保護者の皆様から頂戴しております。
具体的には、入団の際に入団金として12,000円をいただく他、所属隊の運営費(隊費)と育成会費の合計を毎月徴収しており、これらを団及び隊の運営費用に当てています。
運営費(隊費) | 育成会費 | 毎月合計額 | |
ビーバースカウト | 1,000円 | 1,500円 | 2,500円 |
カブスカウト | 1,500円 | 1,500円 | 3,000円 |
ボーイスカウト | 1,000円 | 1,500円 | 2,500円 |
ベンチャースカウト | 500円 | 1,000円 | 1,500円 |
育成会費は、お子様が大阪第164団に所属しているかどうかに関わらず、団の活動に賛同していただける方に運営を財政的に応援していただく性格の会費と位置づけています。
その他、ボーイスカウト日本連盟、大阪連盟、地区の登録費とし年に一度別途いただいております(スカウト 6,800円)。また、各隊の夏期及び春期キャンプや舎営等、宿泊が伴う活動に関しては、宿泊費および交通費、食費等の実費をいただく場合があります。
各隊のリーダーや団委員はどんな人たちですか?
大阪第164団のリーダーは、社会人および大学生の男女混成チームとなっています。彼ら彼女らのほとんどが、小学生時代からボーイスカウトで活動してきたリーダーばかりです。
また、各隊のリーダーは、ボーイスカウト日本連盟、大阪連盟、地区が開講しているリーダー研修を複数受講しており、自身の経験だけにとらわれず、ボーイスカウト活動や青少年教育に対して客観的な視点を身につけた上で指導にあたっています。
ちなみに研修には、「ボーイスカウト講習会」「ウッドバッジ研修所(隊指導者基礎訓練)」「ウッドバッジ実修所(隊指導者上級訓練)」「団委員研修所」「団委員実修所」「コミッショナー研修所」「コミッショナー実修所」など、多くの研修課程があり、これらの研修を大阪第164団のリーダーは段階的に受講しています。ちなみにこれらの研修の多くは宿泊を伴い、数日かけて行われる研修がほとんどです。
(研修についての詳細は、日本連盟のサイトをご覧ください: http://www.scout.or.jp/for_members/training/index.html)
毎月どれぐらいの頻度で活動しているのでしょうか?
各隊とも、キャンプやハイキングなど月1回の隊集会(主に日曜日)に加え、隊集会に向けての準備活動(班や組ごと)や奉仕活動(隊や団ごと)が月1~2回あります。
隊や団活動への保護者の参加は必要ですか?
ビーバースカウト隊(小1・小2)の保護者の方には、お子様の成長をご自身の目で見ていただくことやボーイスカウト活動を理解していただくことなどから、できる限り隊集会(月1回)にお子様とともに参加されることをお願いしています。スカウトのご兄弟を連れての参加も歓迎しています。
ちなみに、保護者の方からは「家族だけでは体験できないことが多くて楽しい」といったお声をいただくことが多く、皆さん継続的に参加されています。もちろん、ご家庭の事情で参加が難しい場合は、リーダーが責任を持ってお子様をおあずかりしますので、遠慮なくリーダーにその旨お伝え下さい。
カブスカウト隊(小3~小5)では、一部の保護者の方々には、保護者代表として隊活動のお手伝い(デンリーダー)をお願いする場合があります。
尚、前述した団活動については、保護者の方にお手伝いをお願いすることがありますが、参加はあくまで任意となりますのでご安心ください。